2010年10月31日日曜日

学習会の前後

二瓶先生を招いての学習会は、11月20日(土)の午前中ですが、その前後の予定についてお知らせします。

19日(金)  
19:30 千歳着   
20:30~22:30 
苫小牧『二瓶先生を囲む会』・・・①
※会費5000円
その後、室蘭へ

20日(土)
9:30~12:00 学習会
12:30~15:30
室蘭~千歳『二瓶先生と晩秋の胆振ツアー』・・・②
  16:00 千歳発

①『二瓶先生を囲む会』の参加者を募ってます。
先生と食べて飲んでお話したい方、ぜひ。

②内容未定。当日学習会で参加者を募る予定です。

もう十年ほど前でしょうか。
筑波大附小の研究会の懇親会の席。
そのころ若かったK先生やH先生他が酒の勢いか、二瓶先生に「ぜひ室蘭へ来てほしい」と言い出し、この学習会がスタートしました。
その時、二瓶先生から出された交換条件が「鮭の遡上が見たい」。

その年、学習会が実現し、千歳の「さけのふるさと館」に先生をお連れしました。
ちがう・・・とのこと。
先生が見たいのは、川面でピシッピシッと水をはねる背びれを見せながら必死に川を上っていく鮭の姿らしい。

ドラマ『北の国から』の最終話で、原田美枝子演じる小学校の先生が総合の学習で子どもたちを連れ、鮭の遡上を見学している場面、それなのだ、と。
「ピシッピシッとしてないとね。」
それから数年間は、「ピシッピシッ」を見るのがツアーの大テーマでした。
 ※二瓶先生は、『北の国から』のシナリオを6年生最後の卒業単元として位置づけ何度も実践されています。マニアです。

数年後、S先生の気合と奇跡によって、白老の小川でその課題が果たされた後は、「ししゃもの大群遡上」のテーマがT先生に託されました。
※読者(1)写真参照
ここ数年、いっこうにその使命は果たされる様子もなく、鵡川でししゃもの刺身を食べるツアーが実施されてきました。

今年は、時期も遅くししゃも漁も終了、T先生も欠席。
『二瓶先生と晩秋の胆振ツアー』、全く予定がありません。

何かいいアイデアありませんか? 

2010年10月15日金曜日

一期一会の国語授業

昨日届いた『教育研究』11月号の巻頭言。
二瓶先生が支部研修会での「飛び込み授業」について書いています。

ご覧になりましたか?


その最後。


この秋も北海道や愛媛の支部研修会で、名前も知らない子どもたちと1時間だけの国語授業をする。どんな子どもたちが待っているのだろう。どんな言葉の関わりのドラマが生まれるのだろう。
そう考えると、ドキドキしてくる。一期一会の子どもたちとの国語飛び込み授業。教師である私にとっても、きっとそれは、素敵な「人生の一コマ」。

授業の前、子どもたちとの出会いから二瓶先生のドラマは始まります。
ぜひ、そこからご覧ください。



同誌の桂聖先生の「きれいな字を書けるようにするひらがなの書字指導」、僕はとっても感心しました。
昨年6月の研究会で、桂学級の授業を見せていただきました。入学間もない1年生がみんな鉛筆をきちんと持っていることに驚きました。
藤井圀彦先生という筑波附小におられた国語の大家が、1年生はもちろん、それ以外の学年でも担任した子には鉛筆の持ち方、平仮名の指導をすると書いていたことも思い出しました。

すぐれた実践家は、基礎の基礎を徹底して指導するようです。

以前二瓶先生のご好意で、やはり6月の1年生のふだんの授業を見せていただく機会がありました。時間いっぱい徹底して音読をしていました。

誰もが鉛筆の持ち方、平仮名、音読は国語の基礎基本と考えるでしょう。
しかし、本当に、本当に、大事に、大事に指導している先生はそれほど多くはないのではないでしょうか?
二瓶先生の授業を見せていただいた時、自分の甘さを実感させられました。

2010年10月7日木曜日

とりあえずスタート

市教研の授業が終わり、11月の初等の学習会に向け始動。

さっそく二瓶先生と連絡をとりました。

講座の方は、「説明文の指導」となりました。

今日、たまたまお話した会員の先生がそのような要望を出してくれました。
僕もすぐにそれがいいと思い、二瓶先生にお願いしました。
二瓶先生は快く引き受けてくれました。

二瓶先生の一番新しい本が説明文の本なのです。
夏の基幹学力の研究会の折、会場で買い、その日のうちにホテルで読みました。
とってもいい本でした。

翌日、学習会の件で相談するためお会いした二瓶先生にさっそく感想を伝えました。

「これなら自分にも説明文が指導できる!
と錯覚させてもらいました。」

これって、僕なりの最上級の讃辞なんです。
(本当にいい本なんです。)

ともあれ、学習会の実践講座、楽しみです。